有彩色の下地つづき

有彩色の下地を利用し身近な野菜を捉えてみました。生姜と玉ねぎ、どちらも地のトーンを生かし少ない手数で対象の持つ空間を捉えています。
真っ白な紙を持たなかった時代の画家はこの様に彩色した下地や紙そのものの色味を生かし対象に向き合っていました。何気なく使っている白い画用紙‥実は不自由な画材なのかもしれませんね。

東戸塚アートスクール 成人クラス 串