2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏のアトリエ作品 2

木炭による作画です。成人クラスでの制作の流れから二作とも絵としての魅力あるデッサンとなっています。大胆に構成された各パートが素材(木炭)としての魅力を持ち独特の緊張感を感じさせる右の作品。柔らかい木炭の表現に人物や音符を絡ませ透明感を感じさ…

夏のアトリエ作品 1

人物作画・夏のアトリエの作品です。今回初めて参加された方のデッサン(右)、本格的な人物画の経験は初めてとの事でしたが、人体の構造を理解し描かれています。頑張った顔の描写は少し硬くなってしまいましたが腰から下の量感の捉え方など力みもなく初めて…

夏のアトリエ制作中 2(部分)

木炭での制作ですが、通常の成人クラスで経験した技法を使い様々な表情を盛り込んでいます。素材(画材)の魅力を自然に引き出す事のできる作者は木炭との相性も良く"偶然の要素"も見方にできる様です。人物画に収まらない広がりを感じさせてくれます。東戸塚…

夏のアトリエ制作中 1

F12号油彩を制作中です。経験の長い作者の筆さばき、選ばれた色味が小気味良く配置され軽妙な心地好さを感じます。ペインティングナイフのタッチと僅かな描写で次々と形をモノにしていく様は「油絵って楽しそう!」と素直に思わせてくれます。描いてる本人も…

夏のアトリエ

人物モデルを使った夏のアトリエ(前期)がスタートしました。参加された皆さんそれぞれ自由な制作内容で人物に挑んでいます。 初日から集中して制作できているので仕上がりが楽しみです。東戸塚アートスクール 成人クラス 串

静物モチーフ

4月から続けてきた有色地デッサンや鉛筆・木炭素材研究のまとめとして静物作画に入ります。自由な制作の切っ掛けになるよう様々な質感のモチーフを組んでみました。鏡の映り込みやモチーフ間の隙間などにも注目できるでしょう。どんな作品が生まれるか楽し…

素材研究3

様々な表情を見せる粉状の木炭は単なる絵肌だけでなく身の回りのモチーフ描写にも適しています。ステンレスや鏡の映り込みには特に威力を発揮する様です。実験的にたくさん描いてますが、粉の状態を整える事で短時間でもキレの有る表現が可能になります。 今…

素材研究2

鉛筆の素材研究に続き"木炭"の可能性を追求してみましょう。 基本的な木炭の扱い方を踏まえた上で、粉状にした木炭が木炭紙に対しどの様な表情を見せるのか研究しています。粉状になった木炭は非常に繊細な絵肌を作る事ができ、ねり消しゴムやマスキングテー…

手をモチーフに3

前回同様、完成作品です。 2枚とも絵肌の魅力を自在に引き出しており美しい仕上がりです。デッサンも絵であるという意識はとても大切で、対象を映す事から表現する事へ気持ちを高めて行って下さい。しかし2枚とも手の構造という点では課題を残す結果となり…

手をモチーフに2

素材研究を経て作画した作品です。2枚とも様々な絵肌により画面が分割され"手"の配置もそれらとの関係で決められています。 異なるトーンの絵肌の中で手が白の役割から黒の役割へと変化する左の作品。人間の手らしい構造もしっかり捉えられています。 全体…