手をモチーフに2

素材研究を経て作画した作品です。2枚とも様々な絵肌により画面が分割され"手"の配置もそれらとの関係で決められています。
異なるトーンの絵肌の中で手が白の役割から黒の役割へと変化する左の作品。人間の手らしい構造もしっかり捉えられています。
全体を暗いトーンでまとめ光を受けた手がキレイに浮かび上がる右の作品。絵の中から光が射すようです。
2枚とも手をモチーフにしながらも画面全体で見せる事に成功した好例と言えます。

東戸塚アートスクール 成人クラス 串