デッサンから始めた作者が初めてアクリル絵の具を手にしたので、サザエをモチーフに今までの延長として取り組んでもらいました。 画面に"黒の下地"を用意し暗い背景から少しずつ明るく描き起こしていきます。明度を上げて描写しながら暗いパート(影)を描き残…

前回の描き出しから数時間後の画面です。ここに至るまででも何度も美しい瞬間は有ったのですが「あッ今 撮らせて!」と言い手を止めてもらいました。色彩の響き合い、絵肌の美しさが相まって画面の中から光が射すかのようです。守りに入らない作者はこの後も…

油彩に長く取り組んできた作者が"自分なりの表現"を探すべく様々な素材に描く実験を繰り返しています。現在はアクリル板に油彩で制作中。フラットなアクリル板と流動性の高い油絵の具の相性は良好で刷毛やヘラで自在に表情を変えていきます。 描き出しの画像…

パステル画にもう少し別の表現を、という事で再び描いた風景にアクリル絵の具も加えています。ペインティングナイフで厚く盛り上げた絵の具を岩肌の質に近づける事でパステルの柔らかさも一層効果を増していくでしょう。今後の制作へ楽しみが繋がる一枚にな…

作者が長く使い込んだ画材"パステル"で日本の風景に取り組みました。空や水面の微妙な光をパステルの滲みを生かし巧みに捉えています。青や赤だけでも何種類ものパステルを使い分け黒を少し重ねたりと、ここまでの深みを出すまでに作者の経験が生かされてい…