人物作品3

有色地を用意し人物に挑んだ作品。確かなデッサン力で人体の構造を力強く表現しています。下地を生かしながら形を捉えていく、有色地デッサンのプロセスもしっかり研究できたようです。人物描写の良さに対し、背景の空間表現がやや強引で、少しバタバタした印象になってしまったのが残念です。普段の制作でも、いろいろな技法に挑戦する作者、そんな姿勢から生まれた力強い一枚だと思います。

多少涼しさを感じた後期夏のアトリエ、制作は熱く頭はクールに(?)充実した4日間でした!

東戸塚アートスクール 夏のアトリエ 串